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藤堂 嘉章
最終学歴:東京大学文学部卒
出身高校:私立青雲学園高校
一定のペースで確実に単語や熟語などの語彙を増やしていくことは、地味ですが語学の学習において最も重要なことです。その際、単に英語と日本語を対応させていくだけではなく、なるべく視覚的・具体的イメージを持つようにしましょう。語源を調べるのも良いですが、おすすめはインターネットで英単語を検索し、その単語に関連した画像を見ることです。その単語を象徴する印象的な画像がうまく見つかれば、瞬間的に二度と忘れない強力な記憶を作ることも可能です。
また、特に私立医学部入試においては、基本的な医学単語を知っておくことも必要になります。過去問に出てきた単語をノートに書き留めていくようにしましょう。
英語は非常に構造的な言語です。あらゆる文はいくつかの簡単なルールのもとに構築されており、ひとたびそのルールを理解してしまえば、どんなに複雑な文でも小単位に分解でき、正確な意味を把握することができるようになるのです。そうなると、英語を読むのが楽しくて仕方がなくなるはずです。そのためには、基礎を無駄なく分かりやすく説明した参考書・問題集と、それを分かりやすく解説する講師が必要です。分からないことがあれば遠慮なく質問しながら、体系的な知識を身につけていきましょう。
語法に関しては、基本的に暗記をしていく必要があるといえます。しかし、その知識は文法の理解があってはじめて意味を成すものです。文法の構造が理解できてきたら、1冊問題集を選んで、一つ一つ覚えていきましょう。たくさんあって大変なようですが、実は大学入試に出題される語法は限られています。1冊の問題集を繰り返して完全に身につけてしまいましょう。
文章を読むときには、「精読」と「速読」を自由に切り替えることができなくてはなりません。「精読」とは、文法構造を分析して詳細に意味を把握することです。日本語訳など、設問に直接関係する箇所で必要になります。
しかし、全文にわたって「精読」を行っていては、制限時間内に解き終わることなど到底できません。従って設問に直接関係のない箇所は、ぐっと速度を上げて「速読」できるようにしておきたいものです。このためには、「長文ノート」がおすすめです。一度解いた過去問の長文をノートに貼付し、繰り返し読み込むことで、速読力は劇的に向上します。医学部の過去問の長文を使えば、医学単語や医系のトピックも自然に頭に入ってくるので、効果は絶大です。
英作文において一番大切なことは、信頼できる添削者を見つけることです。自分では正しいと思って書いているわけですから、どこがどう間違っていて、どう修正すべきなのかを知るためには、第三者の目が必要です。その点、当会の講師はマンツーマンで添削・解説を行うことができるので安心です。
また、自分のレベルに合った問題集を見つけることも大切です。簡単に感じる程度のレベルから始めてもかまいませんが、できれば信頼できる先生に相談しましょう。
英作文力を高める方法としては、例文をそのまま暗記していくのがおすすめです。頻出の表現を例文の形で覚えておけば、いつか必ず使える時がやってきます。英作文に頻繁に出題される構文があることにもだんだん気がつくことでしょう。問題を解く際の武器として、自分の頭の中に豊富に例文を蓄えておきましょう。
言うまでもありませんが、「聴く」という感覚を試される分野ですので、それなりの量を聴かなければ上達はしません。しかし、ただ闇雲に聴けばいいというものでもありません。おすすめなのは、同じ教材を繰り返し聴くことです。最初はよく聴き取れなくても、何度も聴いているうちに馴染んできて、隅々まで理解できるようになるはずです。そうなるまで、同じ教材を聴き続けましょう。共通テスト対策のもので難しく感じるようであれば、中学生用のものなどから始めてもかまいません。自分に合ったところから、少しずつレベルを上げていきましょう。
最後にもう一つおすすめがあります。動画サイトなどで、自分の趣味など好きなことについて英語で語られているものを観てみましょう。最初はさっぱり分からないかもしれませんが、内容自体に興味があるので、ついつい引き込まれてしまうはずです。気分転換にもなります(時間のかけ過ぎにご注意を)。根気よく続けていれば、英語だということを忘れて聴いていた、という日が来るかもしれません。